
お母さんだって仙人じゃありませんから、いつもいつもニコニコしてはいられません。
目標にしている方はいるかもしれませんが、私がお話を伺ったお母さんの中には、
「自分の母のようにいつもニコニコして子育てができない自分が嫌です」
とおっしゃる方もいます。
つまり、「いつもニコニコ」はいつか子どもにとってプレッシャーになる日が来るかもしれない、ということ。
どんなことも、良い面だけなんてことはそうそうなくて、メリットもあればデメリットもあって、キラキラ輝いている面もあれば影の面だってある。
そういうものだと思っていればある程度広い視野で物事が判断できるのかもしれないなと思うので、私はなるべく意識するようにしています。
とはいえ、「いつもニコニコ」していたいのも母としての想いです。
怒るのって疲れますしね 笑
先日ある方とお話する中で話題に出たのですが、
心のバランスが整っている時ほど自分の気持ちもよくわかっているので、伝えるべきことをきちんと伝えている場合が多く、逆に、心のバランスが整っていない時ほど視野も狭くなり、言葉も足らなくなりがちだという話になりました。
振り返ってみると確かに、イライラしていると「早くしなさいっ!!」とか「いい加減にしなさいっ!」とか。
言葉が短い場合が多い。
もしくは逆に言わなくても良いようなお小言 笑
言葉足らずになればなるほど相手との溝は深まって、
「なんか知らんけど当たり散らされた」
「ママ機嫌悪いな」
「触らぬ神になんとやらだ」
とか言われて余計イライラなんてことも。
面倒だけど、そんな時こそ自分の気持ちを言葉で表現してみると良いかもですね。
「ちょっとイライラしてるから待ってて」
「ちょっと体調悪いから後にしてくれる?」
相手はそれだけで私たちの状況がわかるので安心できる材料が増えますね。
こうして言葉にすることは、私たちにとっても良いことがあって。
言葉にして、自分の耳からも「音」として入ってくることで冷静に受け止めることができます。
ぜひ、試してみてくださいね。