#52 「この人は好き」「あの人は嫌い」そんな簡単に白黒つけられる?

代表 橋爪のつれづれ。「なやっぽのゴールはなやっぽのような活動がなくなるくらい、ママが自分らしく安心して子育てができる社会。」そこに向けてたった1人でも、たった一瞬でも、ママが安心できるように配信していきます。

だいぶサボってましたね、私笑
サボっている間に、インフルエンザになりまして。
三日三晩39度近くが続くという経験をしました。お風呂に入らないことも気にならず、(私の母が子どもたちの食事を準備して持ってきてくれていましたが)子どもたちが何を食べているのか気にする余裕もありませんでした^^;
自分のことは自分でできる歳でよかった・・・。
さらに、自分の体力の回復曲線の緩やかさにビビりました。
若い頃は解熱と同時に体力も回復していた気がしますが、解熱してから全回復するまでに二週間ほどかかった気がします。
インフルエンザは別としても、最近は体調がマックスではない時が多くなってきたなぁという感覚があり、更年期も含め、自分の身体と向き合う時間を意識して取りたいなぁと改めて感じております。

体調が良くないと、感情にもかなり影響が出ますね。
ちょっとしたことでイライラしたり不安になったり。
この不安定な感情の裏には「こんなにできない自分じゃダメだ」という想いが隠れていることもあるのではないでしょうか。

体調管理ができない自分じゃダメだ
家事ができない自分じゃダメだ
子どもを優先できない自分じゃダメだ

以前はそんなふうに感じていたなぁと治りかけの時に思い出していました。(高熱真っ最中はそんなことも考えられない余裕のなさでしたが笑)

私がこういうことをあまり感じなくなったのは、ある視点が一つプラスできたからなのかなと思います。

その視点とは

自分を細分化する

という視点です。

体調を崩してしまった自分
まずは全力でウィルスに立ち向かう自分
体調を崩した原因を探り、次は同じ間違いをしないようにしようとする自分
何もできなくても「子どもたち、ちゃんと食べられてるかな」と心配する自分
仕事の夢を見る自分

これらの「自分」は同時進行で存在しているはずです。
体調を崩した瞬間に、どの「自分」もがダメなわけではありません。

さらに言えば、体調を崩したからこそ気づく視点もあるはず。
次、同じことを繰り返さなければ良いだけです。
体調を崩したこともまた、それより優先したい何かがあったのであれば、「ダメ」ではないのだから。

よく「自分のことが嫌い」とか「自分のことが好き」とか言いますけど、それってどの角度で言ってますか?という話。

瞬間的に「嫌い」な自分や「好き」な自分でいっぱいになることはあると思います。
ですが「自分を細分化する」という視点を忘れずにいると、その中でも認められる自分、対策を考えたくなる自分が見えてくると思います。

これはもちろん、自分以外の人にも当てはまります。

誰かのことを「この人は好き」「あの人は嫌い」と感じた時、私はいつも少しモヤっとするのです。

「この人は好きだけど、こういう嫌なところを見つけてしまう自分って器が小さいのかな」
とか
「あの人は嫌いだけど、こういう良いところもあると思ってしまう自分はどこか変なの?」
とか。

ここも時にはある一つの部分が瞬間的にとても大きくなって
「この人好き!」「あの人嫌い!」になることもあると思います。

ある一つの部分だけがとても大きく見えてしまうことは、
もしかしたら関係性が深ければ深いほど多くあることかもしれません。

離れてみて初めて「こんな面もあったんだな」と気付くというのも良く聞く話。

自分に対しても、相手に対しても、細分化する

ぜひ意識してみてくださいね!

今回のインフルエンザが治りかけた頃、家事をしていた私に長男が
「病気の時ばっかり母親らしいことするじゃん」
と呟いておりました笑

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