#46 「グレーゾーンの子どもたちの行く末〜見落としがちな子どもの理解と支援〜」研修参加報告

代表 橋爪のつれづれ。「なやっぽのゴールはなやっぽのような活動がなくなるくらい、ママが自分らしく安心して子育てができる社会。」そこに向けてたった1人でも、たった一瞬でも、ママが安心できるように配信していきます。

今日はなやっぽがいつもお世話になっている半田市において行われた支援者向け研修会に参加させていただきました。
テーマは
「グレーゾーン(診断域値下)の子どもたちの行く末〜見落としがちな子どもの理解と支援〜」

本当にたくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でなやっぽにできることもあるなと感じたのでそのことについてシェアしたいと思います。

親支援の原則

①親の安心できる場の提供
これはもう、なやっぽの得意技でもありますが、親が安心して子育てができなければ、やがて子どものストレスに繋がっていきます。
全くストレスなく子育てをすることは不可能ですが、グレーゾーンの子どもを育てる親が安心して、つまり、孤独にならずに子どもと関わる環境をなるべくたくさん用意する。
その一端をなやっぽは担えるはずです。

②親の親子関係を汲む
これは、子どもから見た「親と祖父母の親子関係」という意味です。
子育てというのは、良くも悪くも自分が育った影響を大きく受けるものです。
親自身がどう育ったのか?というところにゆっくりと寄り添う。
親自身にもまた、発達について不安なことがある場合もありますので、ゆっくりじっくり話すことがとても大切だと感じます。

③親になることの援助
人は誰でも、最初から親になれるわけではありません。
生まれた瞬間に「〇〇ちゃんのお母さん・お父さん」となり、あれもこれもやらなきゃ!と思うところを「ゆっくりでいいよ」と伝えられるのは、先輩ママだからこそでもあり、同じ気持ちを味わった同士だからでもあります。
説教やアドバイスではなく、目の前のお母さんならではの子育ての応援隊になれたら嬉しいですね。

迷い、戸惑うことを恐れない

長く子育て支援をしていると、うまくいくときばかりではありません。
想いが伝わらなかったり、空回りしたり。
仲間との意見の違いや資金の心配など。
不安を挙げればキリがありません。
せっかく立ち上げても3年持たない、とはよく言われます。
でもこうして「恐れない」と言ってもらうだけで
「そうか、迷っても戸惑ってもいいのか」と
少し気持ちが楽になります。

子育ての成功は誰にもわからないように、
子育て支援の成功も誰にも分かりません。
大きな成功はなくても、目の前のたった一人の親が笑顔でいてくれる時間を提供できていれば
それは成功と呼べるものだと思いますしね。

また、迷い、戸惑う時、同じ想いを持って一緒に活動してくれる人がいる心強くさを忘れてはいけないなと改めて感じる時間でもありました。

12月までは
発達が気になる子の未来をより良いものに!
ママのためのコミュニケーション講座 全6回
を開催していますが、ちょうど第3回は
安心感の作り方
です。

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