先日、知多市にて開催された報告会に参加してきました。
私がサポートとして入らせていただいている「発達に不安のある2歳児の親子教室」では、教室のあとにみんなでお昼ご飯を食べるという時間もあります。
「私きゅうりが嫌いだから我が家の食卓にはあまり出しませんが、娘が食べられるようになりました!」
というママの声も。
確かに、自分が嫌いなものってあんまり食卓にだしませんよね^^;
食材も同じようなものばかり買っていたりしませんか?
今回は食を通して社会貢献をされているグループの発表があり、午前中は所用で行けなかったのですが、午後からは発表者の方々とグループディスカッションをする時間をいただきました。
各グループが本当に時間ぎりぎりまで盛り上がり、食を通して、また、地域貢献に対する想いの強い方々がたくさん交流できた、とても良い機会でした。
この報告会の何が凄いかと言うと、私たちのような市民活動団体に加え、子育て支援センターや保健センターなど、行政の方も参加くださっていたということ。
地域のため、子どもたちのために想いを寄せていても、その立場によって意見が食い違ってしまうことも多々あります。
でも、こういった場があることで「想いは同じなんだ、同じゴールを見ているんだ」ということをお互いが改めて認識でき、人と人としてつながることができたような気がしました。
今回は公私ともにお世話になっている方も行政の職員さんとして参加されていて、休憩中に少しお話させていただいたのですが、母としての私に寄り添ってくださり、「そういうあなたがなやっぽをやっていることがすごいんだよ」とお声がけくださり、胸がいっぱいになりました。
私たちのような市民活動は、立ち上げること自体はそんなに難しいことではありません。
ただ、継続することは本当に難しい。
そして、継続した先にしか「安心できる支援」というのはないのかもしれません。
それはなぜか?
想いと行動と自分の生活のバランスが取れなければいけないからです。
想いだけでは続きません。
行動だけで、そこに想いがなければただの押し売りになってしまう。
自分の生活は全ての基盤になります。
想いや自分の生活は変化していきます。
その変化に対応しながら、大切にしたい想いの軸をぶらさずに行動を継続していく。
今回参加されていた諸先輩方にそのヒントをたくさんいただけたなと感じています。
そして何より、同じ想いを持っている仲間の存在がこのバランスをとるためになくてはならない、ということです。
グループディスカッションでお話したお一人がこんなことをおっしゃっていました。
「この活動を継続するために、もっとスタッフの皆さんのことを知りたいと思った」と。
スタッフの皆さんのことを心からリスペクトし、一緒に盛り上げていきたいという想いが伝わる言葉でした。
私も今いてくれるサポーターのみんなのことを心から信頼しているつもりではいますが、果たして伝わっているだろうか?と改めて考えさせられる言葉でもありました。