SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)が当たり前の社会になりつつある中で、私たちのような「市民活動団体」はサスティナブルな活動、つまり「継続して活動できるか?」というのはとても重要な視点です。
活動スタートから4年も経てば「人」という部分では大きな変化が出てきます。
特に私たちは「母」でもありますから、子どもたちの成長の過程において自分の活動を制限しなければいけなかったりする時期も出てきますから「継続して活動する」ことの重要性を改めて感じているところでもあります。
期間限定ならできることも、「ずっと、いつでもここにいるよ」を発信し続けることを考えるからこそ、方法を変えたり、時には縮小することも視野に入れなければならない時もあります。
いま私は、「GIVE&TAKE」というビジネス本の読書会に参加していますが、ちょうど先日、「立場固定」という言葉が出てきました。
立場固定とは、最初の行動が環境変化などによって合理性を失っているにもかかわらず、そのまま堅持しようとしたり、最初の決断を正当化しようしたりとして、疑問を抱きつつも深みにはまってしまう心理状態。
google検索より
「プライドやメンツを守るために更なる間違いを起こすこと」
とも。
経営者やリーダーにとって、一度下した決断を翻すことはとても勇気のいることです。
誰だって、「自分の決断は正しい」と思いたいですから。
ですが経営者やリーダーだからこそ、「自分の決断は『今の組織にとって』正しいか?」を客観的に見る視点が重要なのだと思います。
今だけを見るのではなく
結果だけ見るのでもなく
過去を振り返るだけでもなく
起こることに一喜一憂せず
継続して「ずっと、いつでもここにいるよ」を伝えるためにどうすべきか?
時には熟考しながら、時には迅速に、そして周りの頼れるメンバーに相談しながら、
ワクワクする未来に向かって考え続けることが、「サスティナブルな活動」をするにあたり一番大切なことなのではないかと思っています。