2019年2月14日
私は渋谷クロスFMというラジオ局にいました。
出資型ラジオ制作プロジェクト「ママ夢ラジオ」に出演するためです。
1時間足らずのラジオ番組の一つの企画から生まれた「なやっぽ」
思えばたくさんの方々の力をお借りしての5年でした。
当初、子育てに関する個別相談がやりたいと思っていましたが、
私の経験のなさなどから、実現することはできませんでした。
それが今では、
「なやっぽの部屋」として
オンラインで月2回
対面で月1回
の開催を続けています。
さらに同じ想いを持っていてくれるサポーターが
「ゆきこの部屋」として
平日夜は毎日開催
「カラーのお部屋」として
カラーセラピーをベースに月1回開催
など、大きな広がりを見せています。
また、新型コロナ禍での活動は
私たちなやっぽの強みでもある「オンライン」を活用できた反面、
地域や他団体とのつながりを作ることが難しく
大変さを感じたこともありました。
それも今では、交流会が行えるようになり
「なやっぽさん」とお声がけいただける機会が増え、
他団体様との協働のお話をいただいたり、
地域の市民協働課の方からお声がけいただいたりすることも増えました。
私は人よりも弱い人間で
すぐに弱音を吐いてしまうし
すぐに心が折れてしまいます。
一人ではきっと何もできませんでした。
辞めたいと思ったことも一度や二度ではないし、
もしかしたらたくさんの犠牲を払っているのかもしれません。
それでも「代表」という立場を続けてこられたのは、
同じ想いを持っているサポーターの皆さんがいてくれたからに他なりません。
もちろん、今は在籍していないけれど、変わらず見守ってくれている元サポーターの皆さんも含め。
家庭教育を考えるときによく思うのは、
個々の団体それぞれに強みはあっても、よほど大きな団体でもない限り一つの課題を一つの団体で解決することは難しいと感じます。
例えば不登校についても、さまざまな原因があり、さまざまなゴールがあり、さまざまな人が絡んできます。
その「さまざま」をそれぞれの強みをもって各団体が分担できたら、こんなに心強いことはないのではないかと。
家庭教育支援チームはこれまでの文部科学省と合わせて、各都道府県にも昨年度創設されました。
(私たちは文科省登録団体であり、愛知県登録団体でもあります。)
この目的は各団体の横のつながりを作り、協働することだと私は思っています。
まさに、なやっぽサポーター同士のつながりにとてもよく似ているなと思っていて、
同じ想いを持ったサポーター同士がつながり、自分の強みを活かすコミュニティをなやっぽは目指しています。
5歳を迎えるなやっぽは、より自分たちの強みを活かすとともに、よりそれぞれのサポーターが住む地域のママさんたちにコミットできる仕組みを作っていこうと思っています。
私たちにはできることしかできないけれど、
なやっぽだからこそできることもたくさんあると考えています。
ぜひ6年目のなやっぽを引き続き応援いただけたら嬉しいです。
悩めるママの一歩を応援プロジェクトなやっぽ 代表 橋爪美貴