不登校の子を持つ保護者は65%が「原因は自分にある」と責め、45%が「消えてしまいたい」と思った――。
毎日新聞 2022.10.27
不登校の子を持つ親の気持ちを調査したのは初めてなんだそうです。
むしろそこにびっくり。
私がなやっぽを立ち上げたのは、子どもが「学校に行きたくない」と初めて言ったとき、子どもの気持ちも、親の気持ちも受け止めてくれる場所が少なかった、と感じたからです。
子どもの辛い気持ちをなんとかしてあげたい
子どもの気持ちを受け止めたい
そう思っても、自分の気持ちが追いつかなかったことを思い出しました。
テレビでは「親の会に参加して救いになった」とも言われていましたが、引っ込み思案な私はそういう会に参加できず。
自助会に行く勇気もなく、かといって自分だけで解決できるはずもなく・・・。
あの頃の私は、子どものメンタルクリニックを探しながら、自分も聴いてもらいたい・・・。と心から思う毎日でした。
支援の方法や場所は一つだけではなく、たくさんあることが必要なんだと思います。
自分に合う場所を親自身が見つけられるように
社会全体で
こんなにも選択肢があるよ
あなたらしくいられる場所を選んでね。
と言えるように。
自分を責めてしまう時間も
一緒に共有できるように
「責めないで」なんて
簡単には言えないから
今年9月1日を前に寄稿したコラムはこちら
『「学校に行かなくてもいいよ」と言えないお母さんたちへ』